パンダの経済効果について、
- ブログ担当スタッフ
- 2018年10月16日
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上野動物園(東京都台東区)の2017年度の入園者数が、6年ぶりに400万人を超えたとの情報があるが、それはひとえに、ジャイアントパンダの子どもであるシャンシャン人気のおかげだろう。パンダの経済効果については、関西大学の宮本勝浩 名誉教授によると、ジャイアントパンダの赤ちゃんが上野動物園で誕生したことによる東京都内の経済効果は約267億円(1年間)に上ると試算している。ちなみにその宮本名誉教授は、16年にプロ野球団の広島カープが25年ぶりのリーグ優勝を果たした時の経済効果を約331億円と試算している。また、NHKの連続テレビ小説で有名な『あまちゃん』による岩手県経済への波及効果については、2013年の1年間で32億8400万円に上るとの試算が発表されているが、上記のパンダ・シャンシャンの経済波及効果は、Ⅰ年間で約267億円(1年間)に上ると試算されていることから、ジャイアントパンダの赤ちゃんが誕生したことによる経済波及効果の大きさが読者の方々にもわかってもらえるのではないか。
ちなみに、パンダと言えば、中国だと思うが、その中国で新しいタイプのちょっと贅沢なティッシュペーパーが発売される。そのティッシュペーパーは、一箱43元で日本円換算すると約740円と高めであるが、それは、なんと「パンダのふん」をリサイクルして作られたものだ。中国パンダ保護研究センターの研究員によると、同施設でのパンダたちの糞便の量は
1日に約10キロにもなり、その処理にかなりの時間を費やすという、それゆえに、「パンダのふん」をティッシュに加工することは廃棄物処理の解決策になるとのこと。
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